美容クリニックなどの医療機関で行われる脂肪吸引、エステサロンでできるキャビテーションは、どちらも厳しい食事制限や激しい運動をすることなく、脂肪を落とせる方法として知られています。

また、どちらも脂肪細胞そのものを除去したり、破壊したりするため、一般的なダイエットのように、脂肪細胞が再び大きくなるリバウンドが少ないのも特徴です。脂肪そのものにアプローチする脂肪吸引、キャビテーション、それぞれのメリットとデメリットについて比較してみました。

確実性・即効性なら脂肪吸引

脂肪吸引とキャビテーションの大きな違いは、脂肪吸引が吸引機を皮下に挿入して直接脂肪を体外に取り出すのに対し、キャビテーションは超音波によって脂肪組織を壊し、脂肪の消費・排出を促すケアによって脂肪を除去します。

キャビテーションなどエステの手法では、脂肪を除去するために、機器の作用だけでなく、マッサージ技術や、新陳代謝の良さなどが関わっており、得られる効果の個人差が大きいという特徴があります。

また、1回施術を受ければ、一定量の脂肪を落とすことができる脂肪吸引と違って、キャビテーションは、週に1回程度、定期的に何度か施術を受けることで、徐々に脂肪を減らしていきます。

このため、即効性や確実性を求めるなら、脂肪吸引のほうが適していると言えます。

体への負担が少ないキャビテーション

脂肪吸引はメスで切開した部分に吸引棒を挿入して、脂肪を除去するもので、体への負担が大きいというデメリットがあります。

最近では体への負担を軽減した手法も開発されてきましたが、一般的に、術後数週間から1~2か月は、施術部分の痛みや腫れが発生すると言われています。

脂肪を除去したい部分に超音波を当てるキャビテーションは、体の表面を傷つけることなく施術でき、脂肪除去以外の影響がほとんどないのがメリットです。

また、脂肪吸引は一気にサイズダウンできてしまうので、周囲に手術を受けたことが分かってしまいますが、キャビテーションは徐々に脂肪を落としていくため、自然にダイエットできたかのように見せることもできます。さらに費用の面でも、エステサロンで受けられるキャビテーションのほうが低価格であるというメリットもあります。

まとめ

脂肪吸引、キャビテーションは、どちらも人為的に脂肪組織を除去したり破壊したりする手法です。切開部分から直接脂肪を取り除く脂肪吸引に即効性、確実性があるのに対して、効果がマイルドなキャビテーションは、体への負担が少なく、自然に脂肪を減らすことができるという特徴があります。